納豆菌について

しか屋では、平成22年(2010年)より、自社研究室による納豆菌の研究と、納豆菌を使用した新たな商品開発を始めました。
自社研究室で納豆菌を管理・研究することにより、菌レベルでの衛生管理の向上をはかり、納豆製造においては、納豆職人と研究員の二人三脚により、味や糸引き具合にいたるまで日々研究と調整を行っています。
納豆菌について
納豆菌は、枯草菌(こそうきん)と呼ばれ、内生胞子(芽胞)を持つ、自然界に普遍的に存在する最も安定した菌種です。
納豆菌は熱に強く、100℃で煮沸しても生きている特製を、納豆づくりに利用しています。
納豆菌は環境が悪くなると、芽胞という殻をかぶった形状に変化し環境変化に対応します。
これにより、放射線、紫外線にも耐え、真空状態でも生き残ると言われています。
この強さが、納豆菌は『腸まで生きて届く』と言われる所以になります。
しか屋菌
しか屋では、自社製納豆菌(以下しか屋菌)の製造販売も行っています。しか屋菌は、プロテアーゼ仮性が高い特徴があります。
プロテアーゼとは・・・
タンパク質のペプチド結合を加水分解する酵素で、様々な種類のものが、生理的役割として、栄養吸収、タンパク質の廃棄とリサイクル、生体防御、活性の調節などの幅広い分野で働きます。